こんにちは!年の瀬ですね。
掃除をしないでブログを更新してます(笑)
毎年12月に入るとクリスマス贈答品として、焼きまくるバターケーキ。
今年はノルディクウェア社のバント型で大きく焼きました。
レシピは初出しではないのですが、
大きな型で焼く過程、
細かいコツ、
使っている器具などもご紹介しながら
ただ書きたいだけの記事です✨
使う型は
ノルディクウェア社のバントケーキ型。
バントケーキとはリング状の型で焼いた欧米で定番のケーキの事で、
はじめて見て、食べたのは高校生の時。
顔よりも大きなケーキが食事のあとに出てきて、どんどん消費されていく光景にビックリしたのを覚えています。
(カナダのドイツ系ファミリーのおうちでした)
そして本場のは甘いんだ(笑)
甘すぎて少しずつしか食べられなかったけど、お母さんが作った手作りの味が嬉かったなぁ。
バントパンはノルディクウェア社の商標登録だそうで、
今回使うのもノルディクウェア社のもの。
大きいです☺️
サイズは、10.5 x 10.5 x 4.5 インチ。
1インチが2.54センチメートル。
色々な形があるんですよ。
全部ほしくなってしまうけど我慢😂
型離れが良いし、リング状だから熱の通りも良くて普通のパウンド型よりも出来が良くしっとり焼けます。
私はAmazon.comで船便で購入しました😃
興味ある方はNordicwareで検索してみてくださいね✨
型の説明はこの程度で、
この大きい型に合わせた分量でバターケーキを作っていきます。
≪材料≫
10.5 x 10.5 x 4.5 インチのバントパン
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卵 250gほど (M5,L4)
薄力粉 375g
バター 500g
アーモンドプードル 125g
フルーツ洋酒漬け 450g
グラニュー糖 375g
塩 5つまみ
ベーキングパウダー 10g
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
卵はg。
Mサイズなら5個ほど。
Lなら4個ほど。
必ず常温に戻したものを使ってください。
冷たいと分離して失敗します。
薄力粉と塩とベーキングパウダーは一緒に計量してください。
薄力粉はスーパーバイオレットを使っています。
バターも常温で使います。
常温に出して丸1日置くといい具合の固さになります。
使っているバターは四つ葉無塩バターです。
アーモンドプードルも計量しておきます。
アーモンドプードルは袋を開けたら冷蔵庫保存が望ましいです。
ドライフルーツの洋酒漬けです。
シナモンを入れています。
レーズン、パイン、パパイヤ、あんず、マンゴーなどがはいっています。
細かく切って水気を切って計量します。
市販品を使ってももちろん大丈夫です。
グラニュー糖。
使っているのは製菓用の細目グラニュー糖です。
普通のグラニュー糖でもできますが、出来上がりやにかなり差が出るので私は必ず細目を使います。
細目を使うとバターと合わせるときの馴染みが早く、ふわふわですし、
仕上がりもしっとりします。
≪道具≫
ここで使っている器具の事をすこし。
計量するときはデジタルはかりです。
タニタのものを長年使っています😃
ボウル。
ボウルの傾斜が急な製菓用のミキシングボウル(黄色右)を使っています。
深いのでメレンゲやバターが混ざりやすく、飛び散りにくいのでやりやすいです。
ホイッパー(エムテートリマツ、MARPOL)はサイズ違いで5つほど持っています。
ヘラ(Rubbermaid)はサイズ違いで5つ使っています。
今回使うのはホイッパーとヘラ2つ。
小さい方のヘラはDAISOで買ったもので生地を整えるときに使います。
小さくて使いやすいです。
電動ミキサーを使います。
ミキサーは長い間クイジナートをつかっていましたが、
貝印のミキサーが使いやすくて最近はお気に入りです。
お値段もお手頃なのでおすすめです。
羽の替えがついているものを買うと便利です。
そろそろ、本題へ!
≪材料費下準備≫
オーブンの温度を170度で予熱開始。
さぁーやっとバターこねていきます(笑)
常温に戻したバターは
指で押さえると手応えが少しありながらもスッと入る柔かさ。
これを目安にしてください。
明日バターケーキ焼こうかなあ?と思ったらバターを冷蔵庫から出して寝ましょう✨
ドライフルーツの洋酒漬けは(分量外)薄力粉を一掴みまぶしておきます。
こうしておくとケーキの底に沈んでしまうことを防げます。
卵は必ず常温のものを良くといておいてください。
薄力粉と塩とベーキングパウダーは一緒にふるっておきます。
2回以上はふるっておきましょう。
アーモンドプードルもふるっておきます。
バターケーキはワンボウルで出来る簡単なケーキですが、押さえるところを押さえないと失敗します。
手順としては、
バターをホイップ
↓
砂糖を入れてホイップ
↓
アーモンドプードル入れて混ぜる
↓
卵を入れて混ぜる(乳化)
↓
薄力粉入れてさっくりと
↓
ドライフルーツ入れて艶が出るまで
↓
焼成
の流れです。
≪生地作り≫
【バターをホイップ】
大きめのミキシングボウルにバターを入れ、
電動ミキサーでまぜていきます。
小さいヘラを使って途中でボウル側面についたバターを削ぎ落として整えながら、
(今後も新しい材料を入れる度に整えてください)
バターが空気を含み白くフワッとするまで泡立てます。
【砂糖を入れてホイップ】
白くなったバターに砂糖を入れしっかり混ぜていきます。
砂糖がなじんできて、ざらざらせず、白くフワッとしたらオッケー
【アーモンドプードルを混ぜる】
アーモンドプードルを入れて滑らかに艶が出るまでミキサーで混ぜます。
【卵入れて乳化させます】
常温の滑らかにといた溶き卵を10回ほどにわけながら入れて、その都度良く混ぜます。
分離しないように気をつけて混ぜてください。
ここで分離してしまうと口当たりの悪い油っぽいなんとも言えないケーキに出来上がります。
艶が出て滑らかになったらストップ。
【粉合わせ】
ふるっておいた塩、ベーキングパウダー、薄力粉を合わせていきます。
一気に加えて大きめのヘラで縦に切りながらバターの中に粉を隠していくイメージで、
練らないように合わせます。
ドライフルーツを加えて仕上げるときにさらに混ぜるので、
ここで全部粉を混ぜ混む必要はありません。
少し粉が残っている状態でストップ。
【ドライフルーツを混ぜる】
薄力粉をまぶしておいたドライフルーツをいれて、
ヘラで下からすくいあげるように混ぜます。
この時艶が出るまで混ぜ合わせて、
たまに空気を抜くイメージで押さえつけたりして合わせます。
生地がつやっとしたら完成!
混ぜすぎると固くなってしまいます。
割りと力仕事です。
頑張りましょうー!
【型に入れる】
型に型離れ処理をした
バントパンに生地を入れたら、
ヘラで押さえつけるように隙間をつぶし、空気を抜いていきます。
生地端をせりあげて完了。
(型離れ処理はバターをぬって粉をはたくか、か、オイルスプレーなどを使ってください)
【焼成】
170℃のオーブンで65分~焼きます。
オーブンの温度と焼き時間は目安です。
お手持ちのオーブンで調整されてください。
生地に弾力がでたら焼き上がり。
焼きすぎるとパサつき、足りないと生焼けです。
取り出してすぐ15センチほどの高さから落として空気抜きをします。
あら熱がとれたらひっくり返して冷ましましょう。
冷めるまで待ちます。
【仕上げ】
待ってる間にアプリコットジャムを用意します。
小鍋にジャムと洋酒を入れ
弱火で混ぜながらとかし、ふつふつと滑らかにします。
刷毛でケーキの表面にたっぷりぬって乾燥を防ぎます。
出来上がり!!
このまま1日寝かせましょう。
艶々の表面となんと言ってもこの形、嬉しいです。
寝かせるときはケーキ台のカバーをつかっています。
完全にジャムが乾いたらラップなどをふわっとかけておくのがよいです。
しっかりねかせることで生地が落ち着いて切り分けやすくなります。
ジャムのあと粉砂糖で仕上げてもかわいらしいです。
フルーツを飾ると特別な感じ。
飾るフルーツはベリー系など皮を剥かないものにしてください。
(オレンジなどは果汁でケーキが崩れます)
ドライフルーツの代わりに小豆なども合います✨
ほろほろしっとり。
バターがしっかり入るわりには食べやすい味です。
贈答品には最適。
日持ちもするので、
切り分けてガス袋と脱酸素材を入れれば
プレゼントもしやすく、喜ばれること間違いなしです😃
ぜひこの冬、
バターケーキ作りませんか?
冬にぴったりの嬉しいケーキです。
年内のブログ更新はこれが最後になります。
今年もこのゆったり更新のブログを見に来てくださってありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
小さい型のレシピはこちら